初心者向け講習会 ENDNOTE basic
中級者向け講習会情報!
2016/7/26(火)にEndNote(デスクトップ版)中級者向け講習会 「From Search and Beyond」を開催致します。
詳細は http://www.lib.med.kyoto-u.ac.jp/orientation/endnote2016_2nd.htmlをご覧ください。
当日の配布資料 (2016/05/31掲載)
配布資料を下記に掲載いたしました。(学内からのみアクセス可能です)
当日の会場Q&A (2016/6/2掲載 ; 6/13追記(Q10を追加) ; 7/7追記(Q11を追加))
Q1:プラグインのダウンロードができないと、EndNoteは使用できませんか?
プラグインのインストールができないとWordでEndNoteの機能を利用することはできません。
ただ、ウェブ版のEndNoteへのアクセス、文献データの収集は可能です。
(文献データの収集は、一度保存した文献データを取り込む操作(講習会資料のNo.16の操作)で可能です。)
Q2:Macを使っています。Pages用のプラグインはありますか?
デスクトップ版EndNoteにはApple社からPages用EndNoteプラグインが提供されているので、可能です。
https://support.apple.com/ja-jp/HT204395
ただし、このプラグインはウェブ版のEndNoteには対応していないのでご注意ください。
Q3:論文の内容をメモして保存しておくことはできますか?
EndNoteeデスクトップ版でもweb版でもいいので教えて下さい。
EndNoteに保存した文献データにて空欄になっている入力項目にメモを入力することが可能です。("Label"の項目など)
さらに、デスクトップ版ではメモに利用した項目を一覧画面に表示させることも可能です。
Q4:Wordの書式スタイル選択プルダウンで選びたいスタイルが表示されません。
デフォルトではプルダウンの下矢印を押すと、アルファベット順にスタイル名が表示されますが、全てのスタイルが表示されるわけではありません。
選びたいスタイルが見つからなければ、選択肢一番上の"Select Another Style"を選ぶと、登録されている全てのスタイルから選択することができます。
Q5:"Select Another Style" を押しても選べるスタイルが少ししかありません。
EndNote側の設定が影響しています。
フォーマット>引用文献のフォーマット>書誌スタイル>お気に入りを選択 と進み、
マイリストに特定のスタイルを登録すると、Word上ではマイリストに登録されたスタイルしか選択できなくなります。
逆にマイリストにスタイルを登録しておくと、毎回膨大な数の書式スタイルから選択する必要がなくなり、使用するものだけに絞ることができます。
Q6:EndNoteのデスクトップ版を持っています。フォルダに保存するだけでPDFをデスクトップ版に反映してくれる取り込み設定について教えてください。
自動的にPDFを取り込む機能があります。 [手順]
-
- (Win)
メニューバーの [Edit] > [Preferences] を開きます - (Mac)
メニューバーの [EndNote X7] > [Preferences] を開きます
- (Win)
- 出現する画面左から [PDF Handling] を選択
- 画面右の下部 [PDF Auto Import Folder] の[Enable automatic importing] のチェックボックスにチェックを入れる
> EndNoteに自動で取り込むPDFを保存するフォルダを選択
> [OK] などのボタンでPreferenceを閉じる
- 以後、EndNote起動時や数分ごとに指定したフォルダ内のPDFを自動で取り込むようになります。
※インターネットに接続した環境でこの作業を行ってください。PDFファイルにDOIが含まれている場合、そのDOI 情報を使って得られた文献情報がPDFと一緒に取り込まれます。
Q7:EndNoteデスクトップ版を持っています。
今回の講習会でEndNote Basic(web版)のアカウントを作りました。両者のデータを同期させる方法はありますか?
デスクトップ版EndNote X6以降の「Sync(同期)」機能を使えば、デスクトップ版とWeb版のデータを同期することができます。
[参考]
- (X6)
Q:EndNoteのオンラインアカウントとのSync(同期)方法(X6)[ユサコ株式会社]
http://www.usaco.co.jp/itemview/template44_5_1948.html - (X7)
Q:EndNoteのウェブアカウントとのSync(同期)方法(X7) [ユサコ株式会社]
http://www.usaco.co.jp/itemview/template44_5_119.html
Q8:RefWorksとの違いは何ですか?
RefWorksの場合、EndNoteの場合、長所・短所はありますか?RefWorksは業績リスト、EndNoteは論文執筆に適したツールということでしょうか?
比較のポイントとしては、
- 各データベースからの取り込み方法
- 投稿先ジャーナルスタイルの収録数
- 出力形式のカスタマイズ可否
などが挙げられます。ご自身が重視する機能の使い勝手で
お選びいただくのがよいと思います。
RefWorksとEndNoteの使い方や機能の比較については、次の資料をご参考になさってください。
[参考]
文献管理ツール(RefWorksEndNote Basic)を使う (京都大学図書館電子リソースHELP)
http://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/erdb/13511
文献管理・論文作成支援ツール比較表 (慶應義塾大学信濃町メディアセンター作成)
http://www.med.lib.keio.ac.jp/pdf/ug/EN-RW_comp.pdf
Q9:現在 EndNoteデスクトップ版も使っておりますが、WordのツールバーがEndNote Basic(web版)のものになっています。これをEndNoteデスクトップ版のツールバーに変更するにはどうしたらよいですか?
次の方法でツールバーを切り替えることができます。
[手順]
- ツールバー(リボン)からEndNoteを選択する
- Toolsの中のPreferencesをクリック
- Applicationタブに切り替える
- Application: のプルダウンからEndNoteデスクトップ版を選びOKをクリック
[手順]
- EndNoteツールバー、もしくはツール→EndNoteWebから
- Cite While You Write Preferencesを選ぶ
- Applicationタブに切り替える
- Application: のプルダウンからEndNoteデスクトップ版を選びOKをクリック
Q10:EndNote Basic(web版)を使用しています。自分の投稿先雑誌が、Wordの書式スタイル選択プルダウンにありません。追加できますか?
希望のスタイルが、EndNote Output Stylesにあれば、附属図書館担当部署にて追加可能です。
下記リンクのフォーム欄から、附属図書館電子リソースチームまでお問い合わせください。
[お問い合わせ先]
電子ジャーナル・データベースへのお問い合わせ
https://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/form/14106
Q11:Cochrane Library(Wiley版)からEndNote(またはEndNote Basic)へのインポートはできますか?
Cochrane Reviews (Cochrane Database of Systematic Reviews) は、検索結果詳細画面のDOI右側にある「View/save citation」からダイレクトエクスポートが可能です。
「View/save citation」→「Copy/Download citation:」の下の「EndNote」をクリックする
検索結果のうちCochrane Reviews以外(Other Reviews、Trialなど)はダイレクトエクスポートはできませんが、以下の手順でテキストファイルを読み込む方法でインポートできます。
- Cochrane Libraryで検索を行う
- インポートしたい文献にチェックする
- 検索結果の上にある「Export selected」をクリックする
- 「Choose your export options」が表示されるので、「Export type:」をお使いのOSにあわせて選ぶ(PC、Unix or Linux、Mac)
- 「File type:」は“Citation Only” か “Citation And Abstract”を選ぶ
- 「Export Citation」をクリックする。するとtxtファイルがコンピュータにダウンロード(保存)される。
- EndNoteのライブラリーを開く(もしくはEndNote Basicにログインする)
- Fileメニューから「Import」→「File」を選ぶ。Import File ウィンドウが出てくる
EndNote Basicの場合は、「収集」→「レファレンスのインポート」メニューです - 「Import File」の横「Choose」で、さきほどダウンロード(保存)した .txtファイルを選ぶ
- 「Import Option」で「Cochrane Library (Wiley)」を選ぶ。もしプルダウンメニューに表示されない場合は、「Other Filters」の“Choose An Import Filter”から「Cochrane Library (Wiley)」を選ぶ
- Importボタンをクリックする
概要
文献管理ソフトEndNote Basicを使って、学術文献の検索と検索結果のダウンロード、ファイル管理、論文執筆の際の引用文献リストを自動作成する方法を、実習形式で学びます。ぜひご参加ください。
※文献管理ソフトEndNote Basicは、京都大学でウェブ利用できます(無料)。
アカウントを作成しておいてください。
http://www.myendnoteweb.com/
※会場はPC教室です。ECS-IDまたはSPS-IDを忘れずに控えてきてください。
■ PCをご持参される方はプラグインをインストールしてください
(1) WordとEndnoteの連携に必要な Microsoft Word 用 CWYW(Cite While You Write)
http://www.myendnoteweb.com/help/ja/ENW/hgs_installingtools.htm
Windows と Mac でインストールファイルが別になっています。
ブラウザが Internet Explorer であれば、(1)によりアドオンが入るので(2)は不要です。
(2) Firefox 用 EndNote オンライン拡張機能
http://www.myendnoteweb.com/help/ja/ENW/hgs_mozilla.htm
ブラウザにFirefoxをお使いの方はオンライン拡張機能もインストールしてください。
※ Mac をお使いでブラウザが Safari の方は専用プラグインはございません。
日 時 | 2016年5月30日(月) 17:00 - 18:30 |
場 所 | 医学部構内 総合解剖センター2階 ※ 下記参照 ※ PC持込可(クイックレファレンスガイドを参考にしてプラグインをインストールしておいてください) |
対 象 | 京都大学学生・教職員 |
内 容 |
■ 文献管理ソフトとは ■ EndNote Basic の特徴と使い方 ■ EndNote Basic と EndNote の違い |
講 師 | ユサコ株式会社リサーチアシストグループ 広瀬 聡 氏 |
申 込 | ※申込は不要です。直接会場にお越しください。 |
問 合 |
京都大学医学図書館 TEL: 075-753-4323 E-mail: medlib [at] mail2.adm.kyoto-u.ac.jp |
開催会場
Create : 2016-05-17 Last Update:2016-07-22